測量器械


角度を測定するトランシット(セオドライト・経緯儀)とレーザで距離を測定する光波測距儀を組み合わせた器械です。

その名残でトータルステーションを「トランシット」「トラ」「コウハ」などと呼ぶこともある。

一般的に最も使用されている測量器械であり、データコレクター(電子野帳機能)内蔵の物やターゲットがなくても測定可能なノンプリズム測定機能、モーターが内蔵されて自動でターゲットを追尾する物など様々な種類が発売されている。

レーザー技術を使用し、器械から対象物の位置情報を高精度かつハイスピードで点群データとして取得する計測機器です。

レーザー光によって非接触で測定可能なため安全に作業が行えます。

専用のソフトを使用することで測定データの座標化、整合性の確認など行うことが可能で測定結果は点群データから3Dモデル、平面図、断面図、ヒートマップなど様々な用途に活用することができます。


ジャイロモータによる歳差運動を使用した真北測定器(ジャイロコンパス)とトータルステーションを組み合わせた器械です。

天候に関係なく器械設置位置での真北方向をダイレクトかつ高精度に測定することができます。地下での測定でも高精度な測定結果を求めることができるため、トンネル工事等の方向設定に力を発揮することができます。

杭ナビ

トプコンから発売されているトータルステーションでタブレット端末と組み合わせることで「誰でも」「簡単に」「ワンマンで」測量できる器械です。

見た目はトータルステーションと異なるが、機能としてはモータ付きの自動追尾機能を有したトータルステーションと同様に近い。アプリを組み合わせることで様なる多様性が期待される。


内蔵されたCCDでスタッフのバーコード読み取ることで正確かつスピーディに高低差と距離を測定できるレベルです。

観測者による読み取り誤差がないため、熟練者じゃなくても正確に信頼できる測定を行うことができます。

器械から鉛直方向、直角方向、水平方向などにレーザー光を照射する器械です。

器械によりますが、細いレーザー光を高精度に照射できるため、建築測量などで行う「墨出し」を行う際に重宝します。専用の三脚と組み合わせるとレベル墨を効率よく設定することができ、器械が小型なため、狭い箇所でも効果的に使用することができます。